Resolve Lite 9.0 for Windows......下準備編(笑)

さて、ようやく資金も出来てきて、今のマシンを強化する方向へ動き出せました。
主な強化目的はResolve Lite for Windowsのインストールです。

ちょっとカラコレの勉強しとかないと後々仕事に響きそうなので…

意外とシステムの構成から手こずりました。
使っているマシンのマザーボードASUS P6X58D-Eですが、このマザーボードのスロットはPCIEメカニカルx16レーンが3つあります。この3つがBIOSからの切り替えでx16, x8, x8カ、x16, x16, x1に可変が出来るのですが、ASUSBIOSってブート時のGPUスロットを選ぶ選択がないんです。
つまり複数のグラボがインストールされている場合、強制的に初期読み込みのスロットが決まっているようで、今回の場合はスロット1がそれでした。

元々インストールされているGUI用のグラボがGTS250なのですが、グレーディング用としてGiada製のGTX580をインストールします。

<Giada GTX580>
http://www.giadatech.com/index.php?app=product&act=show&id=36

あまり聞かないベンダーだったので一抹の不安はあったのですが、GPUが同じなら腐っても、と思い中古で21000円で購入。後々調べると台湾の新規メーカーで。製品は結構優秀みたいですね。

そしてインストールした結果はこうなりました。

実はこの組み合わせに到達するまでかなり苦戦しました。
最初、x16の固定スロットにGTX580を組み込んでみましたが、ResolveからGPUが見えない。しまいにはOSからも見えない始末。ドライバをインストールし直す事で解決しました。

それでもGTX580をスロット1にインストールした影響で、PC立ち上げ時のBIOS起動画面が全く表示されなくなり、OSが起動したのちにようやくOSレベルでドライバの読み込みが完了するといった状態。自分のマシンのようにOSが複数インストールされているマシンでは非常に迷惑な話でした。

そして最大の問題は…ResolveからGPUが見えてなさそうだ???? H.264の素材を再生するも、コマ落ちしまくり。同じ素材をPremiereProで再生すると全く問題がない。
どうして…???と思いつつ、アメリカのエンジニアとやり取りしながらウダウダくみ上げます。アメリカのエンジニアから、Resolve9.0でのシステム上から見えているGPUを確認する方法を教えてもらい、何度かのドライバの入れ替えの後、ようやくソフトウェアからGPUが見えている事を確認。

更にではなぜコマ落ちするし、再生スピードが上がらんのじゃ?という事でようやく素材を変えてみる事に。いつもなら素材の変更なんて一番最初にやるんですけどね…
今回は後手後手でした(汗

今回のテスト素材はGoPro HDからの1080p30。ありゃ…まともに動いている…
ふーん…そう…素材ですか…
っても同じH.264でも生成方法でResolveの許容が変わるのか…うーん、なんとなく納得できるようなできないような…

まぁそれはイイとして。
なんとか動きました(^^)V