Adobe Encore使い方

個人的な使い方ですが、毎年子供の成長記録をDVDやBlueRayに残しています。
本編的な仕事では、これらソフトウェアを実際の編集作業において使用したりする事がないので。結構この作業で使い方を覚えり(笑)。
毒にEncore(アンコール)はこの作業でもやらない限りは使う事が極端に少ない。
走行会のビデオなんかも最近は手掛け始めているのでそんな時も使ったりしてますが…

Encoreは単体でも使用可能ですが、PremiereProと組み合わせて使うことの方が多いかと思います。ここではPremierePro > Adobe Linkを使う事でEncoreを呼び出す使い方を簡単に説明しましょう。

ここでは世代がひとつ前のCS5での作業をベースとしますが、CS5.5、CS4でもベーシックな作業は同一となります。

<ChapterMaker>
まず、ここではPremiereProのタイムライン上で既にChaoerMakerが用意されています。PremiereProではタイムライン上で右クリックをする事で、Encore Chpter Makerewを任意の場所に設定する事ができ、設置した後も場所を動かす事ができます。

写真内の赤丸がEncore Chapter Makerです。
この状態でAdobe LinkよりEncoreを呼び出し、オーサリングを開始します。
アプリを立ち上げると一番最初に目にするのがこの状態です。(最初はメニュー画面はありません。これはすでにメニュー画面を作った後です)

メニュー画面を作るには、メニューウィンドウを右クリックする事でPhotoshopを呼び出しそこで作成する事ができます。Photoshopではレイやーをそれぞれchapterボタンとするため、チャプターの数だけレイヤーが必要になります。

メニューが出来たら保存して、Photoshopを閉じると自動的にメニューに適応されています。便利ですねぇ〜

次にレイヤー毎に分けたボタンをオブジェクト>ボタンへ変換メニューにてチャプターボタンに変換します。チャプターボタンに変換した後、写真内の黄色枠の中の設定で、
指定する数字がチャプターである事を指定、その後に赤枠内の設定で、任意のボタンがどのチャプターにリンクするかを指定します。またチャプターが終了した際の動作も設定をします。通常はNo Setで大丈夫なはず。

ここまで出来たら再生のフローチャートの設定です。メニューが開かれているウィンドウタブの横、フローチャートタブを開き、再生からのチャートを設定します。
私の場合は再生後そのままメニューを表示させるのでプロジェクトファイルからメニューへそのままリンクさせています。

もし、メニューなしですぐにシーケンスの再生を開始するのであれば、シーケンスを初期リンクにすればよいし、ファストプレイの設定などもできますからこの辺りの設定はかなり自由は高いと思います。

ここまでかなり駆け足ですが一通りの作業を説明しました。各種チャプターなどの設定が完了したら、ウィンドウ>ビルドメニューにて焼き付けするメディアへの最終準備を行います。

ここではDVDに焼きつけますので焼き付け先を選択指定後、Check Projectを走らせます。プロジェクトに問題がなければエラーメッセージは表示されません。何かしらの設定を忘れている場合、ウィンドウ下部にエラーが出ている箇所が表示されますので、それぞれの設定を再度確認、それからもう一度Check projectを行ってください。

これで問題なくプロジェクトをメディアへ焼き付ける事が出来るハズです。

一番エラーを出し易いがのがエンドアクションでしょうか…チャプターのエンドアクションは通常はNot setで大丈夫だと思います。後はシーケンスのエンドアクションです。私の場合はメニュー表示に戻る、デフォルト・メニューを使います。
ここもセットし忘れてエラーが最もよくでっる箇所ですね。

Encoreで今ちょっと困っているのが二層DVDに焼きつけようとするとアクセスエラーが弾かれます。一層だと問題ないんですが…
これも片面二層のディスクを使う場合にその設定があるのですが、どうもそれが上手く出来ていないようです。
もう少し調べてみます。

それではまた!