DRM再構築 (Windows XP/Vista/7)

さて、CPUやマザーを交換したら、デジタルコンテンツ(著作権保護)のついたデーターが再生できなくなりました。これはDRM(Digital Right Management)が原因しているのですが、結構簡単に設定変更が可能です。
Windows OS毎に方法が若干ことなります。DRMはもともと隠しファイルとして格納されてますから、コントロールパネル内の設定でこれが可視化状態にしなければいけません。

この設定は全てのOSで同じです。参考スクリーンショットVista OSによるものですが、XPでも7でも探すフォルダは一緒です。

まずはコントロールパネルをクラシック表示(XP, Vista)もしくは大きいアイコン、小さいアイコン(Windows 7)表示にします。
その状態から、“フォルダオプション”というアイコンを探してクリックします。

フォルダが開かれると、フォルダオプションのブラウザが開きますので。上のタブから“表示”を選びます。リストされる一覧から、“隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない”というメニューと“保護されたオペレーティングシステム・ファイルを表示しない”メニューを探します。

それぞれを“すべてのファイルを表示する”モードと、OSファイルを表示するようチェックボックスからチェックを外します。OSファイルについては、チェックを外す際にアラーとメッセージが表示されますが、ここは無視しても大丈夫です。

これで用意が整いました。ここから先が、OSによって若干操作が異なります。

DRMファイルを探して再構築をします。
1、Cドライブ直下のDocument&Setting>All Users>内にDRMフォルダを見つけられます。
2、DRMフォルダを見つけたら、DRMフォルダの名前をDRM_Backupに変更してください。
3、以下のURLへジャンプし、セキュリティコンポーネントをアップグレードします。
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/indivsite/indivit2.htm

しかし、上記URLへ飛んでも、アップグレードボタンがグレーアウトしてクリックできない場合があります。自分がそうでした。その場合、もっとも簡単なのが、この状態のままデジタルコンテンツのフォルダをWMPなどのアプリで再生すること。この再生の際にアップグレードが走ります。
アップグレードに際して、Web上で購入しているコンテンツなどの場合は、それぞれに必要なID,PWを聞いてくる場合があるので、用意してから実行することをお勧めします。


DRMフォルダを探して再構築します。
両OSの場合、格納場所は同じです。
1、ドライブC直下、Program data>Microsoft>Windowsの中にDRMフォルダがあります。
2、DRMフォルダ内の項目を全選択、削除を行います。※DRMフォルダは削除しません
3、デジタルコンテンツを該当アプリで再生してください。セキュリティコンポーネントのアップグレードが走ります。


以上で作業完了です。
自分の場合はこの作業で全てのOSで再生を行うことができました。
面倒ですなぁ…・・・・・・・・・